此中凡風

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2018年 01月 14日

パウダースノー(国見山)

1月11日(木)の朝。

前日の降雪はおさまり、朝から晴れわたった。

国見山は、サラサラのパウダースノー。

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ため池横の登山口から入り、展望台へ、尾根を行く。

長靴の上にふんわりと、軽い雪がのっかかるのがわかる。

「マタギ歩きっていう歩き方があるんだ」と吉川さん。

下り坂は、膝を上げずに足を滑らすように前後させる。

雪をかきわけるように進む。おもしろい。

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木の葉が落ちたせいか、視界がいい。

いたるところから展望台が見える。

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展望台から西の山々が見えた。

夏油スキー場、牛形山、駒ヶ岳。

風もなく、おだやかだ。いい天気に恵まれた。

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ウサギの足跡があちこちで見えた。

朝早く動きまわっているのか? 

それとも夜中?山の中でお目にかかったことはまだない。

いつかお会いしたいねえ。

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これは二ホンカモシカの足跡かな?

ひづめの形が残っている。

身体が大きいせいか、けっこう大またで歩いているんだね。

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ウサギの足跡がこんなにたくさん。

1匹や2匹じゃないような気がする。

集会の跡だろうか?

この日は展望台から珊瑚岳を経て一巡した。

約2時間の冬道でした。

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# by ateruihh | 2018-01-14 18:44 | 風景 | Comments(0)
2018年 01月 11日

北上市埋蔵文化財展

北上市第25回埋蔵文化財展が開かれた。
期間は1月5日~9日。会場はさくら野百貨店催事場。

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これは葛西壇(かさいだん)遺跡。
北上市相去町の葛西壇で発掘された。
調査は昨年4月から9月まで行われた。
土器(須恵器)を製造する登り窯が4基も見つかった。
(写真は北上市立埋蔵文化財センター資料)

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この相去地区には登り窯跡が多数見つかっており、平安時代(9世紀末)、
この一帯は大規模な窯業生産地であったことがわかった。
窯業の拠点が造られた条件としては、粘土、水、燃料(木材)がそろっ
ていたことが上げられる。
(写真は北上市立埋蔵文化財センター資料)

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これは当時の登り窯の構造。粘土で形作った土器をこの中に入れ、 
密封して火を点けた。窯の中の温度は1,200度にも達し、このまま 
3日~4日間、熱し続け、製品を取り出した。 
製造された須恵器はどこまで運ばれていたのか。
この窯業を管理していたのはだれなのか。
これから研究成果が出てくると期待されている。
なお、奥州市瀬谷子の窯業跡は県内最大規模といわれ、 
胆沢城の管理下で製造していたとみられている。
瀬谷子と葛西壇は北上川をはさんで至近距離にあるけど、両遺跡の
関係はまだ明らかになっていない。

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さくらの百貨店の特設会場。
北上市内で発掘された土器が時代順に整然と並べられていた。

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北上市稲瀬町の樺山(かばやま)遺跡から出土した縄文土器。
縄文時代後期の始め(約4,000年前)の遺跡。
口の部分に大きな取っ手が4つある。
縄文や鎖のような粘土ひもによって曲線的な模様が描かれている。

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北上市更木町の八天(はってん)遺跡から出土した土器。
八天遺跡は縄文時代後期中頃(約3,600年前)の遺跡で、
大規模な建物群や土器類の大量出土で知られる。
これも縄文などによる縞模様が描かれている。
形が美しい。容器に何かの液体を入れていたと思われる。
上部に注ぎ口が突きだしている。

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これは九年橋遺跡から出土した土器。
これらの土器にはアスファルトが入っている。
当時、アスファルトは矢じりの接着剤として使われた。
岩手県内にアスファルトの生産地はなく、最も近いのは秋田県で、
ここまで運ばれてきたと推測される。
3,000年も前の時代、当地域と秋田との交易があったことがわかる。

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北上市内には数多くの縄文遺跡がある。
また、和賀川左岸(江釣子・和賀地域)には国指定史跡の古墳群がある。
この地域は、縄文時代から交易の中心地帯であった。
当時、どんな民族がいたのだろう。
その民族は土着の人々だったのだろうか。
どこからかやってきたのだろうか。
そして、どこへ行ったのだろう。
さまざまな謎がまだ解かれないでいる。

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# by ateruihh | 2018-01-11 16:39 | ドキドキ感 | Comments(0)
2018年 01月 07日

大乗神楽

新春大乗神楽公演が1月7日(日)、北上市立鬼の館で行われた。

北上市内の5団体がそろった。

午前10時開演。ステージ前に座って開演を待つ。

最初は権現舞(岡島神楽)。



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権現さまに無病息災を祈願する。

子どもたちも大勢、並んだ。

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続いて三番叟(さんばそう)(宿大乗神楽)。

神歌にしたがって四方を踏み固め、邪悪な霊を浄化する舞い。

早池峰神楽でもおなじみの演目だ。

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棟上(むねあげ)(宿大乗神楽)。

子供たち4人が演じた。

手には錫杖を持っている。

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地讃(じぼみ)(二子築舘神楽)。

天と地に矢を射て悪魔祓いを行う。

早池峰神楽の八幡舞にあたるのかな。

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七五三切(しめきり)(二子築舘神楽)。

仏たちが、凶神となって天の岩戸の注連縄を切り離す。

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龍殿(りゅうでん)(村崎野大乗神楽)。

二人、帯刀して舞う。その雄姿。

あとで、二人は父と娘と知った。

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正足(しょうそく)(村崎野大乗神楽)。

悪魔外道の浄化を祈願する一人舞い。早拍子の舞いだ。

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荒神(こうじん)(村崎野大乗神楽)。

邪悪神の侵入を防ぎ、衆生に幸福を招く一人舞い。

舞い手は法印(最上位の僧)資格者と決まっている。

格式の高い舞いだと思った。

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天の岩戸(和賀大乗神楽)。

最後に和賀大乗神楽が登場した。

北上市和賀町煤孫に伝わる。

約600年前、慈覚大師の弟子時代に創始されたという。

荒面の手力雄命が岩屋を開け、天照を導く場面。

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天照が舞う。

「艶っぽいなあ」

その姿に、見入ってしまった。

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榊舞(さかきまい)(和賀大乗神楽)。

幣束を背負い帯刀した姿の一人舞い。

これも法印資格者が舞うことになっている。

修験山伏の祈祷舞いだ。

なんと、30分も、たった一人で激しい舞いを演じた。

最後に印を結び、合掌する。

思わず、頭がさがる。ありがたい。


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伏せ獅子(ふせじし)(和賀大乗神楽)。

権現さま(伏獅子)は竜王をあらわす。

権現さまが生きている、なんとも不思議な世界。

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権現舞(和賀大乗神楽)。

午前10時に始まり、休みなく演じられ、終わったのは午後3時だった。

席の隣りにいた若い女性は埼玉から訪れたという。

大乗神楽に魅せられたと言っていた。

その女性、観客や舞い手もすっかりなじみのようで、あちこちから声がかかる。

地元のおばさんが漬物を差し出し、舞手の女の子が餅をもってきて、

「食べてください」という。

これも不思議な光景だった。

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念願の大乗神楽だった。
地元に住んでいながら、これまでゆっくり見ることがなかった。
早池峰神楽も大乗神楽も若い方々、特に女性に人気があるのには驚いた。

ステージを見ていると、その世界に引き込まれる。
太鼓と笛、手平鉦の奏楽、かけことば、そして舞い。
神楽は神と仏の世界をつくりあげている。
とても新鮮な感じがした。
詰めかける観客も、なにか貴重なものを感じとっているのでは、
ないかな?













# by ateruihh | 2018-01-07 19:38 | ドキドキ感 | Comments(0)
2018年 01月 01日

平成30年 元旦

元旦の朝は、毎年、神社の境内で迎える。

奥州市江刺区稲瀬の新山神社。

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12月末に大雪が降り、お宮の屋根も境内も真っ白。

階段を除雪して参拝客を待った。

紅白歌合戦が終わると間もなく、階段を上る足音が聞こえる。

穏やかな夜なのに、今年は出足が今いちだなあ。

皆さん紅白の感激にひたっているのかな(笑)。

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1日の朝は午前6時ごろから参拝客が訪れた。

元旦の朝としては珍しく、小雨が降った。

この雨が大雪にならなければいいなあ、

と、ちょっと不安な朝だった。

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日の出が見られる予報だったが、雨のせいか東の空は曇ったまま。

ようやく、朝日が見えた。午前10時ごろ。

その天気に誘われたかのように、参拝客が次々訪れた。

家族連れが多い。

子どもといっしょの夫婦も多い。

長い長~い階段を、手をたずさえて上がってくる老夫婦がいた。

息をはずませて、「ことしは上れないかと思ったよ」と笑顔だった。

愛犬を抱いてきた婦人もいた。

ワン君は階段の途中、しきりに吠えていたけど、お宮の前にくると静かになった。

婦人はいっしょに祈願をしていた。

おみくじをずっと見つめ合って、顔を寄せている若い二人もいた。

みなさん、元旦のひとときを楽しんでいました。

私は? たき火の当番でした。


謹賀新年です。


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# by ateruihh | 2018-01-01 17:22 | 心の心 | Comments(0)
2017年 12月 26日

石鳥谷のパン屋さん

盛岡に行くときは、石鳥谷町のパン屋さんに寄る。

12月23日(土)の朝。

幸い、開店(午前10時)間もなく店に到着することができた。

窓に映る冬景色。

あらあ、気づかなかったよ。

そう、公園の前に店があるんです。

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向かって右下、気づかないような場所にそっと、開店中のお知らせ。

「おっ! やっているゾ!」

開店日だとは思っているけど、ホットするから、不思議だ。


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ドアを開けて、どれにしようかな?と見わたしていると、店主(女性)があらわれた。

「決まったら声をかけてください」と、ふたたび奥に姿を消した。

たぶん、作業中なんだろう。

あらかじめ決めていた「胡桃の底力」、これは一番。

そして、見た目で「シナモンとレーズンの祈り」。

それぞれ、ハーフで注文した。

ネーミングがおもしろい。

商品の個性をズバリ、紹介している。

受け取ると、ずっしり重い。

店を出ようとすると、お客さんが次々、ドアを開けてきた。

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「噛むほどに味わいが出る そんなパンたちが 居ます」という店のメッセージ。

この夜、ワインといっしょに味わった。

クルミもシナモンとレーズンもぴったしカンカン。

笑いがとまらない。

ハーフだけど、食べごたえがある。

残りは翌朝にとっておいた。


店主は岩手の小麦と自家製酵母によるシンプルなパンづくりをめざしている。

店名の「√ s」(ルーツ)は、パンづくりの原点を追い求める気概かな。

興味のある方はぜひ。

下記、HPに詳しく説明があります。

ちなみに、開店日は木曜日から日曜日までとなっています。

年末年始は??


http://www.roots88.com/










# by ateruihh | 2017-12-26 19:57 | ドキドキ感 | Comments(0)